宅建 勉強方法

テキスト中心学習のワナ

宅建受験初心者の多くは、まずテキストの勉強でつまずきます。
勉強のコツがわかっていないので、テキストの内容をすみからすみまで理解して覚えなければいけないという勉強になってしまうのです。

 

こうなってしまうとテキスト読みにのめり込んでしまい、宅建試験に合格する勉強をするという、そもそもの目的自体を忘れてしまいます。

 

さらに、市販や通学講座・通信講座の多くのテキストは、分厚くて読みづらい内容のものが多いため、理解しにくい、覚えにくい、読んでも読んでも1回目が終わらないといったことになります。

 

特に、市販のテキストの多くは、過去に出題された範囲を網羅しようとするために、膨大なページ数になってしまいがちです。
つまり、テキストというより辞書になっているのですから、これを読破して内容をすべて覚えようとすること自体に無理があるのです。

 

このような勉強方法を続けていると、ついつい勉強する気をなくしてしまい、途中で挫折してしまう受験生が実に多いのです。

 

さらに厄介なのが、
仮にテキストを繰り返し読むことができたとしても、いざ問題を解いてみると、呆れるほど問題が解けないという事態に陥るのです。

 

なお、宅建受験生や合格者にとって、宅建教材のなかで最も評価がされるのがテキストです。
それだけ、重要な教材ともいえるでしょう。

 

仮にどれだけ問題集の出来がよくても、学習のスタートはテキストの場合がほとんどで、 学習の中心もテキストである場合が多いからでしょう。

 

では、おススメのテキストはどのように調べるかということですが、ひとつの方法はネットでの口コミ情報です。

 

 ヤフー知恵袋や教えてgooなどでキーワード検索すると、おススメ情報をピックアップすることができます。
私もいろいろ調べてみましたが、よく名前が出てくるのが、フォーサイトユーキャンです。

 

近年では、受験予備校でも、このような途中挫折組を減らそうと、テキストに工夫をしているところも増えてきましたね。
少ない分量だけをきちんと覚えるほうが合格に直結すると考えで、市販のテキストの半分程度にボリュームを抑えたテキストを作っています。

 

例えば、フォーサイトの宅建通信講座のテキストの分量は、従来の市販されている宅建テキストなどと比べると2分の1以下の分量です。
フォーサイトは、フルカラーテキストで図表がふんだんに盛り込まれているので、理解しやすい、わかりやすい・・という評価がありますね。

 

さらに、ページ数は、市販のテキストと比べると半分以下に抑えられており、本当に受験生の合格を最優先に考えていることがわかります。

 

市販のテキストの場合だと、それだけで試験に出題される範囲を網羅しなくてはいけないのと、ページ数が少なくボリュームがないと、 情報が少ないと思われてしまうことから、どうしてもかなりのページ数になってしまいがちです。

 

フォーサイトは、そのような制限がありませんから、思い切った構成でテキストを作成することが可能なんですね。

 

ユーキャンのテキストも工夫がされています。
ページ数は少なく、過去の出題に合わせて頻出の重要項目に絞った構成に仕上げられています。

 

資格試験においては、合格したかどうか、その結果がすべてです。
いくら知識を持っていても不合格なら失敗ですし、合格した場合でも、トップで合格しようがギリギリで合格しようが同じ合格です。

 

そうであるならば、必要最少限の重要事項だけが載ったテキスト教材で効率よく勉強でき、価格も良心的な通信講座が最も評価できる講座だと思います。

 

 

しかし、これが宅建に合格する勉強のコツかといえば、残念ながら、そんなに簡単なものではありません。

 

宅建テキストは薄いだけでもダメ

仮に苦しみながらでも、テキストを一通り読んだとしましょう。
次に、問題を解いてみて、多くの受験生は唖然としてしまいます。

 

なぜなら、ほとんどの問題が正解できないからです!

 

あまりに問題が解けないために、問題を解くことをあきらめて、再びテキストに戻ってしまうことも多いでしょう。
こうなると、勉強した割には、さっぱり本番で問題が解けない、自分には宅建試験はハードルが高いのではないか・・・
などなど、マイナス思考に陥ってしまいがち。

 

勉強を始めた頃の強いモチベーションも急速にダウンしてしまうのです。

 

これは、本人の能力の問題などではなく、勉強法を知らないだけです。
テキスト中心学習は、小さい頃から慣れ親しんだ勉強法なので、多くの受験生は無意識のうちにこのテキスト中心勉強法を選択するでしょう。

 

しかし、いくら、テキストがカラフルでボリュームが少なくても、勉強方法が間違っているために、合格するための実力がなかなか身につかないのです。

 

ここに、大きな落とし穴があります。

 

逆に、合格のコツさえつかめば、難関だと思われた宅建試験も大きな展望が開けることを実感できるでしょう!

 

 

ここで、テキストの効果的な読み方についてご紹介します。

 

テキスト1周目

これから、宅建の勉強をしようという方は、テキストを用意していると思います。
このテキストは、試験終了後まで使用することになりますから、大切にしていきましょう。

 

まず、このテキストで勉強を始める際には、1周目として軽く全体を把握する必要が大切となります。

 

中には、最初からガッツリと力を入れて、テキストに入っていく方もいると思いますが、当然最初のテキストから力を入れてしまうと、かなりの時間がかかることが予想されます。

 

場合によっては、試験までに終わらない可能性もありますよね。
そのため、まずは全体像、イメージを掴むためにも、1周目はさらっと流していきましょう。

 

そうすれば、

 

「この部分は難しそうだな」
「時間がかかりそうだな」
などと分かりますよね。

 

ということは、テキストを進める上での、計画を立てやすくなります。

 

普段は、声に出しながら読んでいるという方や、書いて覚えているという方もいると思いますが、1周目はこれも行わずに、さらっと目を通す程度で良いでしょう。

 

もちろん、時間がたっぷりとあるという方は、通常通りに書いて覚えても良いでしょう。
ただし、宅建の勉強の際には、非常に手間のかかる勉強内容となりますので、試験までの時間を考えて進めていきましょう。

 

このように、宅建の勉強を行う際には、まず1周目としては、全体像を掴むことが大切となります。

 

計画的に勉強を進めていくためにも、さらっと読んで勉強を進めていきましょう。

 

テキスト2周目

宅建の勉強を始め、まずはテキストを一度、さらっと通すことになります。そして、次には2周目のテキストをこなしていきます。

 

2度目となると、1度目には意味が分からなかったものでも、「こういうことかぁ」と理解できることも増えてくるでしょう。

 

中には、講義などをCDで聞いて勉強しているという方もいると思います。
そんな方は、2周目にはちょっと速度を速めて聞いていきましょう。

 

実は、早めることで脳がその速さに合わせようとするため、回転が速くなるといわれているんですよ。これは、勉強するには嬉しい効果といえそうですよね。

 

もちろん、早く講義を流していくことで、2周目は1周目よりも早くテキストが終わることにもなります。

 

CDなどを利用しない方の場合には、分からない部分をインターネットで調べるという方もいると思います。
インターネットの場合には、古い情報となっていることもありますので、注意が必要となります。

 

テキスト2周目が終わったら、過去問題を解いていきましょう。

 

初めて問題集を行う場合には、難しいと感じる方もいれば、コツを掴めないという方もいるでしょう。
しかし、過去問題をこなしていくことで慣れてきますので、心配はありません。

 

また、過去問題をこなし、間違った部分はしっかりと頭の中も整理しておきましょう。
この問題の正しい答えはこれ、というようにしっかりと頭に入れておきましょう。
頭の中がごちゃごちゃになってしまいますので、間違えた答えは忘れるようにしましょう。

 

テキスト3周目

宅建の勉強をして、テキスト3周目となると、だいぶん宅建の勉強にも慣れてきている頃ではないでしょうか。
1周目、2周目は、なんとなく解いていたという問題も、3周目には理解しながら解けるようになってきていると思います。

 

3周目に、過去問題を行う際には、テキストを見ずに過去問題を解いていきましょう。
テキストを見ないで、どのくらい解けたかによって、どの程度頭に入っているか把握することができますよ。

 

しかし、中には3週目になっても分からないという問題もありますよね。
また、勉強しているにも関わらず、なぜか問題集となると思い出せないという問題もあるでしょう。

 

しかし、そもそも人間は忘れていく生き物。あまり深く考えたり、落ち込んだりせずに勉強を進めていきましょう。
頭に入れるためには、とにかく数をこなすことが大切となります。
また、勉強の効率をアップさせるために、3周目には月曜日から金曜日はテキストを進め、週末には分からなかった点や、不得意分野を復習しましょう。

 

週末に、まとめて勉強をしていくことで、記憶しやすい状態になります。
また、通信教育や講座を受けている方、周りに聞く方がいる場合には、何度でも分からない部分は質問していきましょう。

 

このように、テキスト3周目になってくると、少しずつ深く勉強していく必要があります。
テキスト、過去問題を何度も繰り返すことは、合格に繋がりますので、これらを参考に3周目の勉強を進めていきましょう。

 

テキスト4周目

宅建の勉強を始めて、テキスト4周目ともなると、理解できる問題も増えてきていると思います。
それだけ、勉強の効果が現れているということですよね。これは、嬉しい進歩といえるのではないでしょうか。

 

では、テキスト4周目となると、どういった勉強を進めていけば良いのでしょうか。

 

まずは、もう完璧と思われる問題に関しては、何らかのしるしをつけて、試験直前までは解かずにいても良いでしょう。
理解している問題を何度も解くよりは、理解していない部分を強化的に解いた方が良いでしょう。

 

4周目となると、3周目の勉強方法とほぼ変わりなく行って問題ないでしょう。

 

余裕がある方は、テキストの内容と、他分野のテキストの内容を比較してみると良いかもしれませんね。
他の分野と比較することで、この数字は他の分野でも出てくる、この分野にしか出てこない、など把握することができます。

 

これが分かれば、暗記する際にも役に立ちますよね。
もちろん、数字だけではなく、この法律はこっちではこうなる、ということも理解しやすくなります。

 

そうなれば、勉強効率を上げることもできますので、テキスト4周目に入った方はぜひ比較することも行ってみてください。

 

比較をしていくことで、今まで間違えやすかった問題が、間違えずに答えることができるようになってきますよ。
比較することで、4周目には暗記作業を行わなくても、自然と頭に入っていくことも期待できます。

 

そろそろ勉強になれてきたテキスト4周目にはこういった勉強方法も取り入れることをおすすめします。

 

テキスト5周目

宅建の試験を目指している方の中には、既にテキスト5周目に入るという方もいると思います。
中には、「そんなに、テキスト何周もするの?」なんて思った方も、いるかもしれませんね。

 

宅建の試験の勉強の際には、何度もテキストや問題集をこなすことが合格に繋がりますので、時間がある限り何度でもこなした方が良いでしょう。

 

では、テキスト5周目となると、どういった勉強方法が良いのでしょうか。
テキスト5周目ともなると、問題を分野ごとに解いていくという方法ではなく、様々な分野をランダムに解くようにしましょう。
問題を選ぶ際には、過去に解いたチェックが入っている問題を選んでいきましょう。

 

ランダムに問題を解いていくことは、今まで暗記してきたことを、どんどん頭の中で整理してくれます。
気が付いたら、頭の中がすっきりとつながっていくかもしれませんね。

 

また、6周目となると、チェックしている問題のみをこなしていきましょう。それでも間違えてしまう問題は、翌日にも解きましょう。

 

更に、7周目まで入る場合には、久しぶりに全問題を通して行っていきましょう。
久しぶりに通して問題を解いていくと、新鮮に感じるのではないでしょうか。

 

久々に解くと、前には普通に解けていた問題にひっかかるかもしれません。
ショックと思う方もいると思いますが、それは試験前には調整することができますからとても良いこと。

 

7周目となると、最終チェックと考えてテキストをこなしていくと良いのではないでしょうか。

 

宅建合格のコツは、プロから勉強法を聞くこと

では、どうすればよいのでしょうか?
一番の宅建合格のコツは、その道のプロから勉強法を聞くことです。

 

多くの受験生を教えてきた実績のあるプロ講師から、多くの受験生が陥る勉強法の罠と、最も効率よく合格するための勉強法を聞くことが宅建合格の近道です。

 

さらに、勉強法を具体的に指導してくれるマニュアル付きの通信講座であれば、迷わず勉強に専念することができます。

 

残念ながら、多くの宅建受験スクールでは、立派な教材は提供してくれても、学習初心者がいかに勉強を進めれば効率よく宅建試験に合格できるかという方法論は二の次です。
せっかくスクールに通っても、実際には自分の経験や判断で勉強法を考えていくしかないのです。

 

確かに、具体的な勉強法をスクール側が教えたとすると、合格できなかったときに責任がとれないということがあるのかもしれません。

 

しかし、これからの国家資格の受験業界は、このソフトの部分をもっと強化していかなければ、本当の受験生の目線に立っているとはいえないと思います。
また、これからは生き残っていけないと思うのですが、いかがでしょうか?

 

今は、インターネット上で簡単に資料請求もできるようになってますから、こういうものも活用するとよいでしょう。
ポイントとしては、テキストだけの勉強ではなかなか得点が伸びないため、問題演習が充実している講座を優先して選択されることをおススメします。

 

グループ学習

インターネット検索をしていると宅建のグループ学習、いえ、グループ学習自体が高い評価を受けてはいないことが分かります。
しかし、筆者はあえてグループ学習はやりようによっては大変高い効果をあげることのできる手法だということを皆さまにお伝えしたいと思います。
なぜならば、学生時代、グループ学習で、一緒に学習した全員の学力があがった経験があるからです。

 

後輩に教える形をとっていたので、うかつに間違った解説ができず、指導する前に相当の時間を割いて事項のチェックをしていました。
教えて感謝されると気分がよくて、次の学習の準備に身が入ったものです。

 

グループ学習のコツは、
ライバルを作る、生徒を作る、まったく違うタイプの人間と一緒に勉強する
ことなどです。

 

似たような状況の人間が集まって互いに励まし合うというのも手なのですが、学習意欲が無い人同士が寄り集まっても、一緒にさぼってしまうだけですのであまりお勧めできません。
時間が無い時は、全く異なる得意分野を持つ人間同士が講義をしあう方式にした方が早く学習が進みます。

 

できたら、ご自分より学習進度の早い人と同じぐらいの人、遅い人が必ず入る構成にしてください。

 

早い人を見れば、自分も負けるもんか、と思ってスピードアップしたり、分からないところを教わることもできます。
その人の要領のいいところをまねることも可能です。
遅い人を見たらほっとすることができるうえ、その人に教えることで自分の学習も進みます。

 

グループを崩壊させないコツは、互いに尊敬しあう事です。
相手のいいところを見つけたら、即褒める、教えてもらったら「ありがとう」を言う。それだけでも、意欲の低下を防げるということを覚えておいてください。

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