宅建講座 勉強法

宅建の試験概要

宅建の資格は難易度も高いですが、受験資格の制限がなく誰でも受験することができ、それでいて就職率も収入も高いということから多くの人が毎年受験する人気の資格になっています。
最近では毎年実に20万人近くの人が受験しています。

 

転職のため、将来のために資格を取ろうと勉強に励んでいるという方も多いと思います。
今は、やはり仕事をする上で資格を持っているというのは、強い味方になってくれますよね。

 

その中には、宅建(宅地建物取引士)の資格を取ろうと勉強している方もいるのではないでしょうか。

 

この宅建の資格を取得した際には、どういったお仕事ができるかというと、不動産取引時の際、買主や借主へ重要事項の説明を行ったり、契約書への記名や押印などを行うことになります。

 

また、この宅建取得者は5人に1人の割合で、事務所に配置していなくてはいけないというルールがありますので、この資格を持っていれば、不動産業界ではとても重宝される存在となります。

 

バブル不動産絶頂期には、この宅建の試験を受験する人は30万人もいたといいます。これは、すごい数の方が受験していたということですよね。

 

現在では、20万人前後と減ってはきていますが、他の国家資格受験者の数と比べると、受験者は非常に多い試験となります。

 

ということは、これから受験をしようと考えている方には、多くのライバルがいるということ。そのため、簡単に合格できる試験ではないといえるでしょう。

 

合格者は、5人に1人といわれていますから、試験内容はかなりレベルが高いことが分かります。
宅建の資格を取りたいと考えている方は、それなりの勉強時間を覚悟しておいた方が良いでしょう。

 

お仕事をしながら勉強となると、なかなか学校に通うのも難しいという方が多いでしょうから、独学で勉強するという方もいると思います。

 

独学の場合には、やはりやる気が大切となりますので、周りの誘惑に負けないように勉強に励む必要がありますね。

 

 

宅建なんて簡単に合格できると思っている人が多い?
宅建試験は四肢択一式問題となっているので、ちょっと勉強して、後は運任せでも合格するのではないかと安易に考え受験する人も多いようです。

 

ただ宅建の試験は、非常に範囲も広く、一朝一夕ではとてもじゃありませんが合格するのは難しいでしょう。
もちろん、不動産関係の仕事をしている職場に就職したなら宅建はあって当たり前の資格なので、しっかりと覚えておかなければ、通常業務もままならなくなるでしょう。

 

宅建試験を合格するためには、ただがむしゃらにテキストを勉強しても合格するのは困難です。
ただでさえ300時間は勉強が必要と言われる資格ですから、より効率よく勉強しなければいけません。

 

スクールに通うにしても通信教育で勉強するにしても、最終的には問題が解けなければいけませんから、過去問もしっかり勉強しておきましょう。

 

また、分野によっては出題範囲が広すぎるので、はっきり言って満点を取るなんて事は不可能に近いです。
むしろ満点を取ろうと勉強すれば合格は難しいかもしれません。まずは合格ラインに達する勉強をしていくことが大切でしょう。

 

宅建試験は難しいと思われている方も多い?
実際に、合格率では例年15%前後と決してやさしい試験ではありませんし、近年では試験問題は難易度が高くなってきているといわれています。

 

これを聞いただけでも、尻込みしてしまうという方もいるかもしれませんね。

 

しかし、ポイントを押さえていくことで合格は近づいてきますよ。
宅建の試験は、50問中50点満点という方式になっており、35点から36点取れば合格となっています。

 

ということは、約7割取れば合格ということになります。
まずは、100点を目指すのではなく、2割は諦め、8割を取れるような勉強方法が攻略ポイントとなります。

 

では、この8割というのはどのように勉強していけば良いのでしょうか。

 

宅建の試験は、過去問題をこなすことが重要となります。全く同じ問題が出るというわけではありませんが、同じような問題をこなしていれば問題なく解くことができるでしょう。

 

また、過去問題を数多くこなしていくと、問題の傾向が見えてくるはず。
多く出題されていると思われる分野を勉強していれば、必ず試験の際に役立つでしょう。

 

中には、何度も宅建資格を受験しているが、結果が出ないという方もいると思います。
そういった方の場合は、残りの2割もとろうと幅広い範囲を勉強してしまうため、なかなか点数に繋がりにくいといえます。

 

全ての範囲を学ぶことは大切ではありますが、試験取得のためには範囲をある程度絞ることも大切となります。
宅建試験の合格を目指すためには、まずは過去問題を徹底的にこなしていきましょう。

 

学習方法 通学・通信教育・独学

「宅建」の資格を得るためには、まずは国家試験に合格するため学習を重ねることから始める事になります。 

 

 

学習方法については、宅建の講座がある「資格学校に通学する」「資格学校の通信教育を利用する」「テキストを購入して独学で学習する」という、およそ3タイプの方法があります。

 

どうせ学習するならスマートに合格したいものですが、どの学習方法が適しているか個々の人の状況により大きく異なります。
まず宅建の合格者を見てみると、不動産関係、建設関係、金融関係の仕事をしておられる方がおよそ52%を占めています。

 

いずれも仕事の中で不動産取引に関係して経験を積んでいる場合がほとんどなので、資格学校に通うまでも無く「独学で学習する」という選択で十分だと思ってしまうところです。
ところが、実務と試験は別物なので、それらの仕事をしている方の合格率が高いとは意外に言えないのです。

 

またそれ以外の他業種にお勤めの方は約23%となっており、「資格学校に通学」「通信教育」という選択をする方も多いと思います。

 

このような資格学校の場合は、お勤めの方を意識した時間割を作成しているため、仕事を終えた後の夜間に通学できるよう配慮がされていますので、サラリーマンの方でも問題なく学習することができます。

 

また受験者の中には学生や主婦の方もおよそ12%ほどおり、体系的な学習をするために資格学校に通う方も多いでしょう。
しかし、そのような宅建の知識がない方でも、これまでも受験予備校に通わなくても十分合格できますし、今は廉価で効率のよい勉強法を教えてくれる教材も発売されていますので、そういった教材の利用を検討されるとよいと思います。

 

web講座とは

「宅建」に関する学習方法を色々と見て周ると、最近ではweb講座という言葉をよく見るようになりました。

 

web講座とは通信教育に似たもので、通学や既存の通信教育とは異なる、新しい学習方法として注目を集めています。
この講座では名前にあるとおりWebを活用した学習が行えるもので、近年では宅建を始めとする様々な人気資格でこうした講座が登場し、自宅のパソコンで繰り返し学べるとして人気となっています。

 

利用方法はとても簡単で、まずは自宅のパソコンで専用サイトにアクセスして、IDとPASSを入力してログインします。
サイトに入ると試験科目ごとに講座が分かれており、それぞれの項目を選択してWebを通じて学習を行ないます。

 

講座によってはイラストを多用して視覚的に理解しやすいよう工夫をしたり、また動きを付けたフラッシュや動画などを使用しているところもあり、それぞれで使いやすさにこだわった造りになっています。

 

また学習する中で講義を受けるだけでなく、単元の終わりごとに問題演習が出される場合もあり、その日に学習した事柄をプリンターで印字することもできますので持ち歩くこともでき、より理解を深めやすくなっています。

 

こうした“web講座”は、運営している資格学校がどのようなシステムを使用しているかにより詳細は変わってきますし、付随するサービスも異なりますので様々に見比べて一番良い所に申し込んでみましょう。

 

テキストの選び方

宅建試験のテキストは、書店やインターネット上などで沢山販売されています。
もし分厚く詳しく細かいことが書いてあるテキストと、薄くて基本的なことしか書いていないテキストがあったとしたら、どちらを選びますか?

 

私が皆さまのお立場ならば、確実に後者、それも3日で2回通読できる程度の物を選びます。
なぜならば皆様には時間が無い。細かな項目を覚えようとすると、意識が散漫になって、結局曖昧な記憶しか形成できないことになります。
実は学習が進まない方の多くは「あれもこれも」と覚えようとして、事項と事項が繋がらない、と言う方が多いのです。
物をすぐに思い出せる人と言うのは記憶と記憶をきちんと結んで(「記憶法を習得しよう」を参照)いつでも好きな時に記憶と記憶の間を行ったり来たりできる人です。

 

皆様はインターネット検索をなさるときに検索語をお使いになりますよね。
検索が上手くいかないときにはいくつも検索語をお使いになって正確性を増す努力をなさるでしょう。

 

電脳空間のサイトにはリンクが貼られていますが、クイズ等で正答率が高い人と言うのは、それと同じように1語聞いたら思考が他の言葉にぱっぱと飛ぶものなのです。
コンピュターは脳の真似をした箱ですから、理論上パソコンに出来ることは皆さまの脳にもできることです。

 

学習における基本的な事項と言うのは、いうなれば記憶の検索語、記憶の連結の幹になるものなので基礎を覚えずして、細かい項目を体系的に覚えることはできないと思ってください。
記憶のリンクを飛んで飛んで正答に行きつけるように記憶を構成しましょう。

 

過去問を解きまくれ!

宅建試験の過去問題はインターネット等で入手できます。
これはどんな試験にもいえることなのですが、過去問題集には得点をするためのヒントが詰まっています。

 

よく過去問は無駄だという方がおられますが、それは違います。
皆様は、試験問題を作る過程と言うものを御存知ですか。
公的な試験の場合、数人の識者が集まって、内容を決め、問題文を作り校正をするのですが、それでも独特の「癖」が残ることがあります。

 

例えば、文章の語尾でしたり、ひっかけ問題の罠の仕掛け方、などです。よほど手抜きをしない限り、昨年と同じ問題を出す試験機関は有りません。
そういう意味では確かに無駄なのですが「癖」はどうやっても直りません。
仮に人が変わったとしても同じ機関が採用していますから、職種に特有の気質を持っている可能性が高く同じ「癖」が出る大なのです。

 

それを知っているだけでもどうしようもない「罠」にかからずに済むようになります。また、文章の癖を掴めば問題文を早く読むことに繋がりますよ。

 

過去問を入手したら、皆様蛍光灯をつけてください。
周りの物はできるだけ片づけて、カーテンを引き、物音を遮断します。携帯電話はしまう。腕時計をして答案用紙替わりの紙を前において、今から120分、ひとこともしゃべらず試験開始っ。120分たったら鉛筆を離して退席。

 

これは、母があがり症で試験に弱い娘たちのためにさせた訓練です。
休日でお時間が取れるときなどにどうぞ。因みに私たちはこれを30回以上はやらされました。
おかげでどの試験会場でも今でも平静でいられます。

 

成功者の話を聞こう

皆様の周囲に、宅建に合格した方はおられますか。
職場の同僚や上司の中にそういう人がおられたら、ご自分が宅建をこれから受けようとしていることを伝え、話を聞いてください。

 

ただ、「今から勉強始めるんです」と言う言葉はあまり言わない方が良いかもしれません。
「ええ、間に合わないよ」と言う答えが返ってきたら、落ち込みますから。

 

「あなたのことをすごいと思っている。私もあなたみたいに宅建に合格して素敵な生活を送りたいんだ。自分がなぜ合格したと思う」と言う形で質問をぶつけると気分よく話してくれる率が上がります。 

 

本当に満ち足りた人と言うのは大変気前が良いものなのです。
その話を聞いたうえで、その人に「この人はすごい」と思う人を紹介してもらい会う約束を取り付けてください。
会うことができたら、同じことを繰り返します。

 

何故、このようなことをするかと言いますと、コンピテンシーと言いまして、仕事の業績が良い人には互いによく似た特性があるからです。
因みに人間は自分と似た人を好きになる(類似性による親近効果と心理学では言います)傾向がありますので上手くいっている人のそばには成功している人が多いのです。

 

さて、3人ほどに会ったら、その人達に共通する行動や考え方を徹底的に真似してください。参考書も同じものを買います。
上手くいっている人と同じことをしていると思うだけで自信がつきモチベーションが上がるのです。
因みに教育現場では学力の低いお子さんの前もしくは隣に学力の高く社交性の高いお子さんを座らせることがあります。
一緒にいるうちに徐々に同じ行動をとるようになるので、学習の癖が改善されることがあるからです。

 

確実に得点すべし

私は試験当日皆様がどれぐらいのレベルでテキストを覚えているかは存じ上げません。しかし、覚えていることを確実に発揮するコツは存じております。

 

過去問題については別の項で取り上げましたが、皆様は、50問をいま何分ぐらいで解いておいでですか。
120分かかるという方は、申し訳ないのですが少し焦った方が良いかと思います。見直しの時間が取れませんから。
私の家族は教職者ですが、3人とも子供さんたちに次のことを教えています。

 

「1度問題を解きだしたら絶対に手を止めない」
手を止めるということは長くじっくり考えるという事です。

 

何故、手を止めるのがよくないかと申しますと、先ほど申し上げた通り、時間が足りなくなるという問題もありますが、分からなくて考えれば考えるほど関係のない記憶まで引っ張りだしてしまい、自信を無くして誤答をしてしまう確率があがるのです。
宅建試験は選択式マークシートの問題です。
分からない問題があったら、印をつけてとりあえず回答しておき、後で解きなおす方が安全です。

 

これは、私から皆様へのご提案なのですが、普段から問題を一定のリズムで解く癖をつけてください。
この領域は1問1分30秒で解くと決めたら、どんな問題でも絶対にそれ以上かけない。時間が過ぎたら次に行く。
こうしておくと、精神的にも安定し集中力があがりますし、会場でも手が止まるということがありません。
同じ勉強量ならば、いつもと同じことができた人が受験に勝つのです。

 

これはどんな試験でも同じです。
因みに私は自分の心音と呼吸音を時間の目安にしています。そして、回答は速攻です。

 

情報をゲットせよ

皆様、本番に強い部類の方ですか。それとも、本番に弱い部類の方ですか。
筆者は想定外のことに異常に弱い本番に弱いタイプの人間です。
社会不安障害と言って極端なあがり症であり、知らない場所ではごはんひと口も口にできないほどです。

 

もし、皆様が同じように試験に弱い部類の方ならば、次のようなことを事前に確認するようにしてください。

 

自分が試験を受ける会場までのアクセス方法とその混雑度、試験会場の間取り、出来たら自分が座る教室(大体学校のようですね)、お手洗いの位置、会場の暑さ寒さ等。
できるだけ多くの情報を得ることで試験会場の様子をイメージしやすくなります。

 

これから試験日まで、毎日寝る前に自分が試験会場にいてバリバリ問題を解いている姿を想像してください。

 

また、上がりやすい人は試験3日前からは試験情報をみない方が賢明です。
ただでさえ緊張しているのに、新しい情報を入れてしまっては、混乱してしまいますから。

 

安心して試験に行くために試験の準備は3日前に終わらせましょう。よほど芯の強い人でなければ、ブログなどでよそ様の勉強の進捗情報をみない方が良いかと思います。

 

また、あれが出る、これが出るということはよほどの裏付けがない限り、信じてはいけません。
受験をする子供さんの多くはこのふたつの情報をみると途端にパニックになり勉強のペースを崩してしまいます。
仮に小問1問当たったとしても、慌てて残りを落としたのでは意味がないのです。

 

ヤマのかけ方

試験勉強が進まない状態で3日前になった場合、ヤマをかけて1部分を勉強するしかありません。
残念ながら、筆者は皆さまにどこが出るということをお教えすることはできません。問題を知っていたらちょっとびっくりです。漏洩です。
しかし、皆様にリスクの少ないヤマのかけ方をご紹介することはできます。

 

宅建試験には4つの領域があります。皆様、得意な項目と、苦手な項目、どちらでヤマをかけようとお考えですか。
どうしても得意な部分でかけたくなりますよね。

 

でも、それはいけません。
私事で恐縮ですが、筆者は大学受験の時文系でした。国語と世界史は偏差値70近くあったのですが、英語は50そこそこ。
しかし、英語の点数が無くては大学に受かることはできません。
そこで、筆者はヤマをかけました。
数年前の過去問題集の問題と正答を1項目分丸暗記したのです。
そして、それ以外はひたすら得意科目の確認に時間を費やしました。
何故、こんなことをしたのかいや、させられた(指示したのは教師である父です)のかと言うと、得意な項目は確実に得点できる箇所です。
これをヤマにしてしまうと、得点が0になる危険性があります。

 

しかし、苦手で理解していない部分はどうせ得点できない可能性が高いので、当たっても外れてもそう大勢に影響がありません。
宅建の試験は選択方式ですから、いざとなったら鉛筆を転がしてでも回答できます。
まあ、でも、出来たらこんなことをしないで済むようになさってくださいね。精神的にきつくなりますから。

 

継続的に勉強する

国家資格を通信講座や独学で学んでいこうとした場合に、大切になってくる部分や、大変な部分が多々あります。
学校に通っていて、人にスケジュールを組んでもらって教えてもらうのとは違い、自分自身でスケジュールを組んで計画的に勉強していく必要があるからです。

 

少々体調が悪くても、気分が乗らなくても、学校では変わらず授業が進んでいきますのでそれについていくしかないのですが、在宅学習ではそのような時につい甘えてサボってしまう可能性が高くなってしまいます。
そうなると今度は、サボる事を知ってしまいなかなか続かなくなっていってしまうのです。
継続的に勉強していくためのスケジュールを立てていく事は非常に重要な事です。

 

ここでは、人間のモチベーションや集中力の限界を考えて、あまり無理のない学習スケジュールを立てていく必要があります。
少しでも無理のあるスケジュールを立ててしまうと、毎日それをこなす事の大変さから、曖昧になっていってしまいます。
少し余裕を持ったスケジュールを立てて、ここまでの学習をクリアしたら何か自分にご褒美を与えるというような設定をしていくことで、より身近な目標ができてより意欲的に取り組む事ができるようになります。 

 

継続的に勉強していくのに大切な事は、現在自分がとれる学習時間と全体の流れを把握した上で、より細かい部分に区切りを付けてご褒美などをおいていくといいでしょう。

 

motivation

在宅学習をしていく上で、一番維持していく事が難しいのがモチベーションです。
学校の授業のように誰かが強制的に進めてくれる学習と違って、在宅学習では完全に個人の意識のもとスケジュールを立てて、そのスケジュールを継続して続けていけるようにモチベーションを保たなくてはいけないのです。
実際、このような個人学習が続かないのは個人の意志の問題だと思われる方も多いと思います。

 

しかし、心理学の観点で考えてみても、人間の集中力やモチベーションの維持にはどうにも限界があるのです。

 

本来は個人の意志で継続的に物事を続けていくのは、このような点から非常に難しいという事がわかっていただけたかと思います。
では、それでも継続的に目標に向かって学習を続けていけている人にはどのような違いがあるのでしょうか?
モチベーションを保つポイントも実はそこに隠れています。
個人で大きな目標を掲げて、それに向かって継続的に努力していこうとしても、実は十中八九続きません。
ひとつの大きな目標だけでは、継続的な集中力にもモチベーションにも限界があるからです。

 

ここで重要になってくるのは、目標をより細分化して、小さな分岐点をいくつも作ってやる事です。
例えば、大金持ちになるという大きな目標だけでは到底適いませんが、そのためにまず仕事を変える。
より良い収入を得られるように専門士の資格を取る。資格を取るためにまずはこの分野の勉強から始める。
というように、より細かな目標を設定してあげて、その都度自分にご褒美を設けてあげる事で、小さな目標とご褒美に向けて、集中力とモチベーションが継続していく事になります。

 

こうした自分自身のやる気と集中力を継続していくためのうまい脳の使い方をしてあげる事で、より大きな目標にも手が届くようになります。

 

まずは広く浅くで流れを把握

宅地建物取引士やその他の国家資格を取得しようと思った時に、学ぶべき事はたくさんありますが、どこから手をつけていいかわからなかったり、不慣れな専門用語が多くてひとつの事柄を把握するのにももの凄く時間がかかってしまったりするでしょう。

 

ここで大切なポイントは、まずは広い目で見ていく事にあります。
先ほどのモチベーションを維持する項目では、より細かな目標を立てるべきだと説明しましたが、今回の学習内容に関しては、より浅く広く全体を把握していく事から始める必要があります。

 

不慣れな専門用語ひとつに戸惑っていては時間がいくつあっても、集中力がいくらあっても足りません。
まずは覚えようとしなくていいので、全体をザッと流し読みしていってみてはいかがでしょうか。

 

そうする事によってだんだん不慣れな専門用語にも慣れてきますし、意味の分からなかった内容でも全体を通す事によって何となく把握できる部分があるかもしれません。

 

こうした専門的な知識というのは、多くの不慣れな専門用語が学習の妨げになっています。
その用語が頭の中にすんなりと入ってこないので、それだけ覚えるのに時間と労力が必要になるのです。 

 

まずは、この専門用語などに慣れるという意味で、全体をさっと読んでいくといいと思います。
実際、多くの用語やその業界特有の言い回しに慣れてくると、驚くほど学習効率が上がっていきます。

 

自分の好きな分野から学ぶ

こうした専門資格の取得を目指した時に、多くある出題項目の中で、一体どこから手をつけて学んでいけばいいのかについて考えていきましょう。
複雑な内容を多く含む国家資格などでは特に、学んでいく分野に優先順位をつけている場合もあるかと思います。

 

優先的に学んでいく事で、その後の勉強が楽になるからです。
しかし、在宅学習ではそのような事を教えてくれる人はいません。独学の場合では特にそうです。

 

どこから手を付けていいかわからない場合は、単純に流し読みしてみて、自分の興味のある分野から学んでいけばいいのではないでしょうか。
多くの出題項目からなる国家資格などでは、必ずその中に少しでも自分の興味がある内容や、聞いた事のある内容というのが含まれているかと思います。

 

そのような興味を持った部分からはじめていく事で、専門的な用語に慣れる事にも繋がりますし、モチベーションも維持しやすいのではないでしょうか。

 

あえて、難しそうな分野から手を付けていくというのもひとつの手ではありますが、はじめは専門用語に不慣れなのに加えて、最初の段階からつまずいてしまっては、その後の学習がすごく億劫なものになってしまいますし、学習のハードルがぐんと上がってしまいます。

 

かならず全ての項目を学習していかなくてはいけないのですから、それであれば興味のある分野から始めていくのが一番良いのではないかと思います。

 

テキストと過去問を交互にやる

在宅でこうした国家資格の取得に向けて学習していくという事は、非常に多くの出題内容や分野をしっかりと最後まで記憶しておかなくてはいけないという事です。

 

順番にさまざまな分野の学習をしていく事になるかと思いますが、最後の方になって初めの方に学習した内容が覚えていないのであれば意味がありません。
定期的に以前習った事もしっかりと復習をして忘れないようにしていく事が大切になります。
特に、国家資格でも非常に多岐にわたる内容が出題される場合や、学習に時間がかかるような分野では尚更です。

 

ここで、学習をしていく上で大切な学習法が2種類あります。ひとつはインプット学習法で、もうひとつはアウトプット学習法です。
この両方をしっかりとバランス良くおこなっていく事が学習のポイントで、どちらかでも欠けてしまうと学習が不十分になってしまいます。
インプット学習法とはその名のとおり、脳内に新たな知識をインプットしていくことを言います。

 

テキストや参考書などを読んだり見たりして、脳内に記憶していきます。
しかし、これだけでは実際に自分がどの程度記憶していて、どの程度の内容を把握しているのかを判断する事が非常に難しいです。

 

ですので、アウトプットをしてあげる事で習得レベルを把握するとともに、記憶した事をより高めていく事ができます。
アウトプット学習法は、おもに模試をおこなったり、問題文を解いていく事になります。

 

こうして入力と出力を繰り返していく事で、ちょっとやそっとじゃ忘れない強い記憶を植え付ける事ができるのです。
このような点を是非頭に入れて、資格取得に向けた学習をしていっていただければいいのではないかと思います。

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